津曲商店についてご紹介します。
鹿児島魚類市場のキュレーター 津曲商店
津曲商店は、鹿児島魚類市場に拠点を置き、鮮魚の仲卸業を営んでおります。
創業は鹿児島の偉人である西郷どん、篤姫の活躍した江戸末期で、創業150有余年になります。創業以来、鹿児島はもちろん全国の製造・飲食・宿泊業のお客様へ 鹿児島のマグロや地魚などの業務用鮮魚を卸し続けてきました。
意外と知られていませんが鹿児島は全国トップクラスの水産県です。その魚類市場には毎朝のように豊潤な鮮魚・地魚が水揚げされています。
仲卸の役割は、その魚類市場と皆様の架け橋であり、水先案内人であり、そして多様化する食文化の発展の中では新しい付加価値を創造・ご提案するキュレーターであると自負しております。
鹿児島の業務用鮮魚のことなら、津曲商店にお任せください。
「食のプロフェッショナル」御用達の魚商としての責任
当社がお付き合いさせていただいている旧くからのお客様には、飲食業にせよ宿泊業にせよ製造業にせよ、世間でいう名の通った「老舗」様が大勢おられます。
新しいものがいいという風潮がありますが、一方で老舗が老舗として持続する所以は厳然として存在し、そんなお客様に共通するのは「うまい魚への一家言」を持つ食のプロフェッショナルであること。
お客様に敬意を持つほどに、決して手を抜けない緊張感。
津曲商店では「厳しい目と舌を持つ食のプロフェッショナルを唸らせたい」という想いと責任感を持ち、毎朝セリ場に立ち続けています。
代表プロフィール
津曲商店 7代目代表
津曲 浩史(つまがり ひろふみ)
1972年生まれ
一男二女の父
鹿児島の鶴丸高等学校を経て、東京の早稲田大学理工学部卒業後、電子機器メーカーに就職。29歳の時に一念発起し、鹿児島に戻り家業を継承することを決意した。
父 康弘と共に競りに入り、魚の目利きを頭に叩き込むが、競り落した魚がイメージと違う事が多く、試行錯誤していた。そんなある日、ブルース・リー主演の映画の言葉「Don't think,feel!(考えるな感じろ)」が頭をよぎった。以来、理屈ではなく五感を研ぎ澄ませ、魚全体を感じ取るように目利きするようになった。
基本情報
商号 | 津曲商店 |
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所在地 | 〒892-0835 鹿児島県鹿児島市城南町37 中央卸売市場 |
TEL | 099-227-1118 |
FAX | 099-227-1119 |
電話受付時間 | 10:00~17:00 |
定休日 | 日曜日・祝祭日 |
代表取締役 | 津曲 浩史 |
業務内容 | 鮮魚仲卸業 |
創立年 | 1951年 |
従業員数 | パート含む15名(男性6名、女性9名) |
津曲商店のあゆみ
創業から現在までの津曲商店の歩みをご紹介します。
江戸末期
初代 安兵衛が江戸末期に納屋通り(現在の鹿児島市中町)にて創業。
島津の殿様によって納屋通りにご用魚問屋が設立され、全盛期には48軒の問屋が軒を連ねていました。
明治
2代目 嘉太郎(納屋通り)
大正
3代目 藤蔵(納屋通り)→(住吉町)→(城南町)
昭和10年4月に農水省の開設許可を受け、同年11月3日、全国で7番目、九州では最初の中央卸売市場が鹿児島市により開設されました。(住吉町)
開設当初は、青果市場と魚類市場は併設していましたが、取扱量の増大や車両の急増等による狭あい化及び施設の老朽化などの理由で、魚類市場が昭和42年4月3日に現在地の城南町に移転しました。
出典:鹿児島市発行 いちば紹介パンフレット
写真:三代目店主 津曲 藤蔵
昭和
4代目 康弘(城南町)
写真:昭和11年4月3日 中央市場魚類部仲買組合一同
平成
現在の津曲商店は、7代目。2010年より、インターネット販売に販路を拡大。全国の皆様へ鹿児島の旬の魚介をお届けしています。